私たちが行っているロボットやコーター、ITを活用したファクトリーオートメーション・システム(Factory Automation System:生産工程の自動化システム)の設計・開発には、
- 機械設計と製造
- ITシステム設計と開発
に必要な知識と技術が必要です。 加えて、FAを導入する工場(現場)の現状や、そこで作業をされている人たちのこと、社風・文化、経営者や従業員の方々が大切にしていることを理解できて、初めてお客様のニーズを満たすことのできるものを作り上げることができるという信念を持っています。 そのためにイーアールエスでは、事業活動を行う上で次のことを大切にしています。
1.仕事の考え方(5ゲン主義)
3つの「現」と2つの「原」が、ものづくりに必要なアイデアやインスピレーションを与えてくれます。
3現
- 『現場』に行くこと
- 『現物』を確認すること
- 『現実』を認識した上で問題解決を図ること
2原
- 『原理』:物事が依拠する根本的な法則のこと。自然の理(ことわり)
- 『原則』:原理から生み出される活用上の規則や決まりのこと
2.仕事の基本(5S)
ロボットやコーター、ITを扱っているイーアールエスですが、それ以前に私たちは「ものづくり企業」です。
業務上の安全を確保し、日々改善・改良し、ムリ・ムダのない仕事を行い、高品質でお客様に負担をかけないコストでシステムを製造すること…。
ものづくりをする企業として、イーアールエスでは「5S」の実践を“基本中の基本”、と考えています。
- 整理:必要なものと不要なものを分け、不要なものを捨てること
- 整頓:必要なものがいつでも取り出せるように、置き場所・置き場を決め、表示を確実に行うこと
- 清掃:ゴミ、汚れのないキレイな状態にするのと同時に、細部まで点検すること
- 清潔:整理・整頓・清掃を徹底して実行し、汚れのないキレイな状態を維持すること
- 躾(しつけ):決められたことを、決められたとおりに実行できるよう、習慣づけること
3.人間的成長(日々精進)
仕事をする上で「失敗」はつきものです。むしろ「失敗」の連続かもしれません。
イーアールエスは失敗を否定することなく、
- 良い経験ができた
- 良い気づきが得られた
- 改善改良ができるチャンスを得られた
と捉えています。
大切なことは、謙虚な姿勢で
- 経験した失敗を繰り返さないこと
- 次に活かすこと
- 足りないことは新たに学ぶこと
だと考えています。
特に「学ぶこと」については、私たちの仕事に必要な知識や技術が
- ロボット工学
- 機械工学
- 力学
- システム工学
- 機械設計
- 製造・生産
と多岐に渡るため欠かすことができない要素です。
「ローマは一日にして成らず」ということわざがありますが、いきなり大きな成果をあげることは出来ません。
地道で、すぐに成果がでないかも知れないけれど、日々精進を重ねていけば、いつしかお客様に、そして社会に貢献できる「結果」がついてくる…。
経営者・スタッフ共に「日々精進の精神」で業務に取り組んでいます。